認知症
認知症について
アルツハイマー型認知症に関しての日本のある研究では
70歳以上の30% 80歳以上の50%がアルツハイマー型認知症と診断できるという統計もあります。それ以外の方も、脳卒中などで認知機能の低下が見られている方が多いです。
認知症は病気として、忌み嫌う物ではなく、人間としての一つの通常の過程かもしれません。その中で、医学ができることも本当に限られています。もしかしましたら砂浜に、砂で堤防をつくるようなものかもしれません。
私の個人的な見解としましてはここで重要なことは、『病気を克服する。』ということではなく、『どのようにすれば一日一日満足して機嫌良く過ごせるのか?』『一瞬一瞬を大切に生きることができるのか?』へ目標をシフトすることではないかと思います。
そこで大切となってくることは、
現状の把握(適切な検査) ←当院の重要な役割
患者さんを取り巻く環境作り←ご家族の役割 です。

ご家族だとなかなか直視するのは厳しいかとはおもいますが、
人間として通常の「流れ」は必然です。
それをしっかりみて早め早めに対応し様々な人、公的機関などに相談することが、1人のご高齢の方に介護の負担が集中してしまうなどといったことの予防となるかもしれません。
何より、大切なことは、「長期的に考える。」「できるだけ多くの人を巻き込む。」だと考えます。
決して被害者意識を持ってはいけません。どんなときも周りを信じて助けを求め続けることが解決の糸口になっていくと考えます。
当院での治療指針
認知症における当院の「早期発見、早期治療開始」などの治療指針をご紹介します。
アルツハイマー認知症の早期発見 早期治療開始
1. 適切な投薬
2. 将来的な病状の進行予想を提示
3. しっかりとした、患者さん、ご家族の環境づくりに助言
診断 (客観的な診断)
問診
ADAS-Jcog 認知症の程度を数値化
1.5T MRI VSRAD plus 海馬萎縮の程度を数値化
当院の基本的な処方方針
レミニール内服開始 必要ならロゼレム (睡眠の習慣化のため)
内服厳しい
1. パッチ材 イクセロンパッチ、リバスタッチなど
↓
病状が高度に進行した場合
2. アリセプト10mg
↓
さらに
3. メマリー追加
認知症診療に関して、当院の役割を明確化する。
認知症に対して当院が行うステップは・・・。
認知症は・・・。
1. 注意、意欲障害
2. 認知障害
1.、2.からなる症状です。 認知症には数種類の病気があります。それらに対し当院が行うステップは、
STEP1 手術で治療可能な認知症かどうかの判断
手術で治療可能な認知症: 正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫など、
手術では治療不可能な認知症の場合
STEP2 特定の薬物療法の認められている認知症かどうかの判断
つまりアルツハイマー型認知症かどうかの判断
STEP1,2をきちんと行う手段として、
■ 画像診断(1,5TMRI VSRADplusを使用し統計学的な観点から、脳の海馬と言われる部分の萎縮の程度を数値化、海馬そのものの萎縮の程度、脳全体の萎縮との割合を計算します。)
■ ADAS-Jcog(アルツハイマー病評価尺度)にて投薬を行った場合の症状の進行具合、投薬を行わなかった場合の症状の進行具合をグラフにて視覚的にお示しいたします。
ある程度の今後の病状進行予想ができます。
以上をふまえ
ご本人、ご家族の同意が得られれば、投薬開始となります。薬剤は基本的に上記症状の中の注意、意欲障害に対する効果が主となります。症状進行を緩めるという、病気を治すというよりも、予防的な意味合いが強いため症状の早期からの投薬が望まれます。
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